指導方針

邂逅・如水

国士塾の指導方針について、ご説明いたします。
稽古は安全にケガのないように、子供たち一人ひとりの目標にあった指導を心掛けています。
中学生、高校生、一般に関しても、広い道場で十分に稽古を積むことができるので、部活動を補うため、日々の運動不足解消のためと柔道をもっと身近に楽しんでいただきたいと思っています。
お住まいの地域は問いませんので、どなたでも加入していただけます。

邂逅・如水の解釈

邂逅とは
柔道の縁で奇跡的に知合った相手を尊敬し感謝し思いやる心
「相助相譲自他共栄」

如水とは
「水は方円の器に随う」の如く、柔道、人生道もしかり

当塾の教えの基本です。

安心・安全・綺麗

私たちが稽古をしている、静岡県武道館は2017年に道場に使用している畳を国際規格に一新しました。とても良い環境で稽古に励むことができます。

礼に始まり礼に終わる

礼に始まり礼に終わる

初めから終わりまで相手に対する敬意を持ち、勝敗を問わず相手を尊重する心。

お互いが日々鍛えた、心や技を精一杯ぶつけ合う、「試合」形式の稽古も取り入れています。

準備体操

稽古前の準備体操としてマット運動やストレッチをしっかりとやることで、怪我を予防し柔軟な身体を作ります。

複数の指導者

国士塾では、常時5名程の指導者が稽古をつけていますので、子供たち一人ひとりにしっかりと指導が行きとどき、それぞれの目標に向かって一緒に練習ができます。

イベント・お楽しみ会

国士塾では年に数回、父母会などの主催でお楽しみ会やイベントを行っています。
稽古場以外の交流を行うことで、指導者や子供達との関係もより良くなり、なにより皆さんとても楽しんでもらえるので、定期的に開催しています。

初心者にも丁寧に、指導者が基礎から教えます。

柔道(じゅうどう)は日本の国技のひとつであり
オリンピック種目にもなっている武道の一種です。

現在柔道といえば日本伝講道館柔道(講道館柔道)のことを指します。
柔道は「精力善用」「自他共栄」を基本理念としています。勝敗だけではなく、身体と精神の鍛錬と教育を目的としています。
歴史的には武家社会のなかで生まれた武芸のひとつが、江戸時代に柔術へと発展しました。
明治時代になると、官立東京開成学校(東京大学)出身の嘉納治五郎が柔術技術を体系化したものに修行面を導入。人間教育の手段である柔道と名付け、明治15年(1882年)に講道館を創設しました。
世界規模で眺めると、柔道は1932年のロサンゼルス・オリンピックで公開競技化され、1964年の東京オリンピックで正式競技となりました。女子種目は1992年のバルセロナ・オリンピックでは正式種目に採用されました。欧州、ロシア、ブラジルで人気が高く、特にフランスは日本の約3倍の柔道人口を持つJUDO大国でもあります。

柔道の基本ルール

柔道は畳の上で行われその大きさは最少で8m×8m、最大で10m×10mと定められています。ちなみに柔道グランドスラム東京2017は東京体育館で行われ、10m×10mの畳が使用されます。選手が着ている柔道着には白と青があります。もともとは白い柔道着だけでしたが、選手が判別しやすいようにと1999年の世界選手権からカラー柔道着が導入されました。色はトーナメントの名前の上にある人が白と決まっています。背中には、名前と所属が書かれたゼッケンがつけられています。袖のたるみ具合や道着の長さも決まっており、不正がないか試合毎にチェックが行われています。
柔道の勝敗を決めるには、大きく分けて3つのパターンがあります。

一つ目は「一本」
最も大きいポイントで「一本」が決まった瞬間、試合は終了します。一本には大きく分けて「投げ」によるものと「抑え込み」によるものがあります。「投げ」では「1.相手を制す」、「2.背中を畳につける」、「3.強さ」、「4.速さ」の4つの要素を満たすことが条件になります。抑え込みとは寝技の展開に持ち込んだ際に、相手の背中及び両肩を畳に着けた状態で抑え込むことを言います。「抑え込み」の場合には20秒で「一本」となります。
二つ目は「技あり」
「技あり」は一本に必要な4つの要素「1.相手を制す」、「2.背中を畳につける」、「3.強さ」、「4.速さ」のうち2つ以上を満たすもので、「完全に一本」とは言えないまでも相手を制している状態を言います。「技あり」はあくまでポイントなので、何本重ねても試合が終了することはありません。試合終了時、「技あり」が多い選手が勝利となります。
三つ目は「反則」
わざと相手と組み合わなかったり明らかに消極的な姿勢を取った場合など「指導」が与えられます。その他にも、攻撃をせずに「標準的」な組み方以外の組み方をしたり、相手を故意に場外に押し出すことなども「指導」の対象です。「指導」は3回受けると、その時点で「反則負け」となります。